めじか

めじかが安かったけど、生(冷凍?)を買うのは手間なので、茹でたんを買ってきた。まるごと焼いた。表面が焼けたと思ってさっそく食べたら、中は冷たかった…。でも気にせず食べる。

鰹って端正すぎる顔をしているから、包丁を入れたりするのが大変ためらわれる。なんか人間に近い感じがするよ?鰯とかの魚類らしさとえらい違い。あ、でも、めじか(宗太鰹)は鰹とは別の魚らしい。今検索して知りました。目が近いから目近。たしかに鰹の大変キリリとした顔よりは少しバランス崩れた寄り目顔。ちなみに鰹に似ていることから「鰹だそうだ」がソーダ鰹になった、ってどこまで本当なんだコレ。

去年、仕事絡みでめじかの刺身を食べさせて頂く機会があった。めじかは血合いが多くて生食できないほど痛みやすい魚だけれど、水揚げされる地元のみ許される贅沢で、久礼の魚屋さんで刺身にしてもらったのです。でも実は味はあんまり覚えていない。

ボイルした鰹について。昔、西の方に住んでいたとき、よく買っていた。なんかその頃を思い出すから今は茹でた鰹はあんまり買う気がしなかったんだ。ま、今日買って食べたのは、めじかだからいいか。似て非なる…。てなわけでごちそうさま。

コメント

  1. めじかについて調べたら面白かったのでメモ。
    西日本と東日本では、それぞれ違う魚をめじかと呼んでるらしい。東日本での「めじか」は、産卵前の若い秋鮭で最高級らしい。西のめじかもご馳走ですが、もうちょっと庶民的かな。
    「西国に鮭なく東国に まな鰹なし」(明治時代の国語辞典『和訓の栞』より)という言葉もあるけれど、土地によりご馳走は違うものだなあ。

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