ライブ反省と歌詞

なんかテンパりだすとかえって余裕が出るという、よくないコツを覚えてしまいました。説明が下手ですね、えーと言い換えると…

自分の動揺や不安をあくまで表に出さず、自分も観る人も落ち着いて良いライブのひとときを過ごすように努める(不安にならないようにきちんと練習するのはもちろん)、というのが正しいと思うのですが、

「今日私はテンパってますよ」ということを隠さず、舞い上がったままペチャクチャと関係ないMCをして、曲間で落ち着かないまま、次の曲に入ってしまうという、良くないペースでライブを進めるほうが楽なので、楽なほうに流れてしまうのです。楽だけどつまらないライブになってしまうし、お客さんにも同日出演者にも申し訳ない。自分の歌も大事にしてないことになる。自分の価値を下げているのは自分なのですね。

下手に場慣れしてしまって、特に歌小屋では(かまってくれる顔見知りが観てくれてるので)MC中に話しかけられたりしてかまって貰えるので、ついこういうグダグダにしてしまいがちです。

結局のところ私は、歌そのもので勝負していないからこういうライブになってしまうのでしょう。「公私混同」と言われたことがありますが本当に的確だと思います。そろそろなんとかせねば。ステージに立つ意味がありません。

だって歌が好きなだけら自分で歌を作ってさえいればいいし、録音してもいいし、誰かに歌って貰ってもいい。あえてステージに立つなら立つなりの。

それは追々かんがえます。(先送り)

阪神淡路の震災とか、なんか戦争とかをイメージして作ろうとしていたけれど、なんか稚拙でしっくりいかないままの曲があって、でも、どうしても先月歌いたかったのですが結局喋りすぎで時間切れになったりとかで歌えなくて、今月歌いました。作ったのは10年くらい前?ケアという台本を書いてた頃か、すぐあとだったと思います。ボランティアという単語が「志願兵・義勇兵」という意味だと知って軽くショックを受けたのです。良いボランティアと悪いボランティアがあるのだろうか?とか思ったんだと思います。10年前の自分の考えなんて不明です。そして多分先月のテポドンとかで急に思い出して歌ってみたくなったのでしょう。先月の自分もちょっと不明です。

歌詞はやっぱりつたないです。こういうのを書くには経験や知識が足りないです。まだまだ中二(精神的に)だなあ。

「義勇兵」

嵐も風も通りすぎた 白む空に雲一つない
昨日まで町があったところ
何が起こって何のせいで何を失ったのか
何も知らない 知らない

私はナイス ナイス・ボランティア
私は一人

排泄物と血の臭い 瓦礫の下には
誰かの子供たちがいる
ジープに水と薬と食料 彼女の形見のギター
聖書を持ち歩くのはやめた

私はナイス ナイス・ボランティア
誰もいないのに 走って走って走って

死んだ子供を抱いて女が叫ぶ
私たちは ただの袋 ただの袋 ただの袋 ただの袋
空っぽにされてしまう ただの袋 ただの袋 ただの袋

私はナイス ナイス・ボランティア
たとえここにあなたを殺した人がいても
水を与えるだろう

私はナイス ナイス・ボランティア
たとえここにあなたを吊した人がいても
包帯を巻くだろう

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