生首趣味

クリムトの「ユディト」という絵に惹かれる。敵将に取り入って寝首をかく女傑。手には生首。

「ユディト」をTシャツやキャミソールにしたものを、いくつかのショップで売っているようだ。でもこのキャミとか生首見えないし。これでは意味がないではないの。

生首というと小説家の倉橋由美子を思い出す。青年テロリストが生首だけになってなお生きていて美少女がそれを飼育しているという「ポポイ」なんかそのものずばりだし、怪談風味にしてあるが「首の飛ぶ女」なんかグロ官能小説を書きたかっただけちゃうんかと疑ってしまう。

絵画や文学、オペラのなかの生首としては「サロメ」も有名だよね。サロメってあくまでカタカナの外来語として発音するときは、「ひろめ市場」の「ひろめ」と同じイントネーションでいいのかしら?

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